皆さんこんばんは!
本日ご紹介するのは、トレジャー・ファクトリーです!
トレジャーって「お宝」って意味だよね?
なんだかワクワクする名前だね!
確かにそうですね!
トレジャー・ファクトリーはリサイクルショップを運営している会社です!
なるほど!
リサイクルショップって掘り出し物がたくさんあって、見ているだけで楽しいよね!
思わぬお宝に出会えるとうれしいですよね!
本日はこのトレジャー・ファクトリーについて事業内容や株主還元、業績について詳しくご紹介します!
この記事を読むとこんな事が分かります!
- トレジャー・ファクトリーの事業内容
- トレジャー・ファクトリーの株主還元と業績
- トレジャー・ファクトリーの収益性と安全性
事業内容
トレジャー・ファクトリーは家電・家具・雑貨など幅広い分野のリユース品を扱うリユース事業を行う会社です。
1995年に設立され、「人々に喜び・発見・感動を提供」することを経営理念に掲げ、関東・関西を中心に239店舗(海外含む、2023年2月末現在)を展開しています。
主力のリユース事業では、衣料・スポーツなどに特化した専門業態も展開するほか、引越と買取をワンストップで提供する「リユース一体型引越サービス」や、終活・生前整理の際の「家財一式の買取・処分サービス」を行うなど、消費者のニーズに合わせた様々なサービスを提供しています。
また、リユース事業の他にもファッションレンタルサービスを行うレンタル事業、アプリやWeb開発を行うシステム事業、不動産事業も行っています。
創業当時はモノをリユースするという考えはまだ社会に浸透しておらず、まだまだ使える家電や家具が大量に捨てられていたそうです。
そうなんだ…
今ではフリマアプリやネットオークションを使う人も増えて「リユース」が当たり前になっているよね!
トレジャー・ファクトリーでは、いち早くモノを再活用する社会を目指していたんですね!
では続いて、株主優待や配当金の推移について見ていきましょう!
株主還元
株主優待
100株以上保有の株主に対して、トレジャー・ファクトリーの店舗及びオンライン販売サイトで利用できる優待券「トレジャーチケット」を進呈。権利確定月は2月末日。
保有株数 | 優待金額 |
---|---|
100株以上 | 1,000円分 |
400株以上 | 2,000円分 |
上記に加えて、更に買取金額アップクーポンがもらえます!
配当実績
1株あたり配当額(年間) | 配当性向 | |
---|---|---|
2024年2月期 | 21円(予想) | 26.0% |
2023年2月期 | 37円 | 24.2% |
2022年2月期 | 17円 | 27.1% |
トレジャー・ファクトリーでは配当性向30%以上を当面の指針として掲げています。
では続いて、経営成績を見ていきましょう!
【経営成績】収益性の分析
22年2月期 | 23年2月期 | 24年2月期(予想) | |
---|---|---|---|
売上高 | 233億円 | 282億円 | 315億円 |
営業利益 | 9億円 | 25億円 | 28億円 |
経常利益 | 10億円 | 25億円 | 28億円 |
当期純利益 | 7億円 | 17億円 | 18億円 |
~各期の概況~
【2022年2月期】
リユース市場は、買取面ではSDGs推進の動きから、また販売面でも生活用品を安く手に入れたいというニーズから堅調に推移しました。
主力のリユース事業は、17店舗を新たに出店し、既存店も年間を通して好調でした。
また、静岡県で総合リユースショップを展開する「ピックアップジャパン」がグループ入りしたことや、EC販売の好調なども売り上げに貢献し、コロナの影響を受けた前期から大きく回復しました。
【2023年2月期】
リユース市場は、SDGs推進の動きやリユースへの意識の高まりに加えて、物価高に伴う需要増を背景に引き続き拡大しています。
主力のリユース事業は、外出需要の回復を受けた衣料品や猛暑による夏物家電、金高騰の影響を受けた服飾雑貨が特に好調で、またEC販売額も順調に増加しました。
出店では計18店舗を新たに出店し、過去最高の営業利益となりました。
【2024年2月期(予想)】
前期に続きリユースへの需要は強く推移すると見込まれており、トレジャー・ファクトリーでも25~30店舗の新規出店を予定しており、3期連続の増収増益を予想しています。
営業利益率
22年2月期 | 23年2月期 | 小売業中央値【2022年実績】 |
---|---|---|
4.3% | 9.1% | 2.4% |
営業利益率とは、売上高のうち、何割が営業利益として残るかを表した指標です。
営業利益率の高い会社は本業で効率よく利益を出せている会社です!
【営業利益率】
営業利益÷売上高×100(%)
自己資本利益率
22年2月期 | 23年2月期 | 小売業中央値【2022年実績】 |
---|---|---|
15.6% | 29.8% | 7.3% |
自己資本は株主からの出資金とそれを使って得た利益の積立です。
自己資本利益率は、株主から集めたお金を使って、どれだけ効率よく利益を出せたかを評価する指標です。
【自己資本利益率】
当期純利益÷自己資本(純資産)×100(%)
リユース市場はまだまだ成長が続きそうだね!
利益率も高く今後も高成長に期待ですね!
では続いて、財政状態について確認しましょう!
【財政状態】安全性の分析
22年2月期 | 23年2月期 | |
---|---|---|
総資産 | 118億円 | 146億円 |
自己資本 | 47億円 | 67億円 |
流動比率
22年2月期 | 23年2月期 | 小売業中央値【2022年実績】 |
---|---|---|
170.2% | 174.2% | 149.1% |
返済期限が1年以内の負債に対する、1年以内に現金化できる資産の比率です。
支払期日が迫っている負債を返済できる能力があるか判断できます。
【流動比率】 流動資産÷流動負債×100(%)
自己資本比率
22年2月期 | 23年2月期 | 小売業中央値【2022年実績】 |
---|---|---|
40.0% | 46.1% | 44.2% |
自己資本比率とは総資産のうち、借金以外の返済の必要のないお金の割合です。
会社の安全性(倒産リスク)を知る指標で以下の式で求めます。
【自己資本比率】
純資産÷負債純資産合計×100(%)
コロナ禍でも自己資本比率は40%以上を維持しており、財務は健全です!
現金も順調に積み重ねており、新規出店など投資に備えた資金も心配なさそうです!
財務が健全じゃないと積極的な投資もできないもんね!
これからの成長が楽しみだね!
最後にこれからの中期的な見通しを確認しましょう!
【中期経営計画】今後の見通し
2024年2月期から2026年2月期までの中期経営計画では、以下の取り組みにより売上高393億円、経常利益37億円を目指しています。
・リユース事業の成長(新規出店を年間25~35店舗計画)
・新規事業への投資(レンタル事業など投資を継続)
・海外市場での成長(タイ・台湾事業)
・M&Aによる成長(リユース企業や引越運営企業など)
・DX投資による成長(AIを使った業務や査定の効率化、デジタル投資など)
2023年2月期【実績】 | 2026年2月期【計画】 | |
---|---|---|
売上高 | 282億円 | 393億円 |
経常利益 | 26億円 | 36億円 |
当期純利益 | 17億円 | 24億円 |
まとめ
- トレジャー・ファクトリーはリユース事業を行う会社で、関東・関西を中心に239店舗(海外含む、2023年2月末現在)を運営。
- 株主優待は、トレジャー・ファクトリーの店舗及びオンライン販売サイトで利用できる優待券。権利確定月は2月末日。
- リユース市場は、SDGs推進の動きやリユースへの意識の高まりから堅調に推移し、2024年2月期は3期連続となる増収増益を予想。
- コロナ禍でも自己資本比率は40%以上を維持しており、財務は安定。
- 中期経営計画では、新規出店や新規事業への投資、M&Aなどにより売上高393億円、経常利益37億円を目指す。
以上、本日はトレジャー・ファクトリーをご紹介しました!
最後までお読みいただきありがとうございました!
皆さんありがとうございました!
次回もお楽しみに!
なお、当記事はこの企業の株式の購入を勧めるものではありません。
株式投資についてはご自身の責任と判断で行ってください。
コメント