皆さんこんばんは!
本日ご紹介する銘柄は、コメダHDです!
あ!もしかしてコメダ珈琲の会社?
シロノワール大好き!
パパはドリンクに無料でついてくる豆菓子がお気に入りです!
落ち着いた店内でゆっくりとくつろぐ事が出来ますね!
絵本やぬりえの貸出があったり、小さなお子さんがいても入りやすいよね!
本日はこのコメダHDについて株主優待や、事業内容、業績などについて詳しくご紹介します!
この記事を読むとこんな事が分かります!
- コメダHDの株主優待
- コメダHDの事業内容と業績
- 会社の安全性や経営成績はどこを見ればいいの?
まずは気になる株主優待から見ていきましょう!
出発進行!
優待内容
所有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 | プリペイドカード「KOMECA」に1,000円分のチャージ |
権利確定月は、8月末と2月末で、発送スケジュールは以下の通りです。
権利確定 | 贈呈時期 |
---|---|
8月末 | 12月1日に自動でチャージ、新規株主には11月下旬に「KOMECA」が送付される |
2月末 | 6月1日に自動でチャージ、新規株主には5月中旬に「KOMECA」が送付される |
なお、3年以上継続して、300株以上を保有している株主を対象とした長期保有株主優待制度があります!
基準日 | 優待内容 |
---|---|
2月末 | 2月末日基準の贈呈分に、1,000円分を追加 |
必要な投資額と優待利回りは以下の通りです。
必要投資額 | 保有株数 | 優待利回り |
---|---|---|
221,400円 | 100株 | 0.9% |
664,200円 | 300株 | 0.5% |
1,000円分のチャージはもちろん嬉しいですが、KOMECAがおしゃれで、カードだけでも欲しいです(笑)
事業内容
コメダHDは、愛知県名古屋市に本社を置く持株会社です。
傘下に「株式会社コメダ」があり、5つのブランドを展開しています。
中でも主力ブランドであるコメダ珈琲店はご存知の通り全国展開しており、2021年2月末現在の店舗数は899店舗となっています。
各ブランド名と店舗数は以下の通りです。
ブランド名 | 店舗数 |
---|---|
珈琲所 コメダ珈琲店 | 899 |
甘味喫茶 おかげ庵 | 11 |
やわらかシロコッペ | 2 |
石窯パン工房 ADEMOK | 1 |
KOMEDA is □ | 1 |
主力ブランドであるコメダ珈琲店のくつろぎポイントをご紹介します!
- 朝11時までにドリンクメニューを頼むと、モーニングサービスでトーストとゆで玉子が無料(ゆで玉子は手作り玉子ペーストか小倉あんに変更可)
- プライバシーを守る高い仕切りのボックス席
- 雑誌・新聞が読み放題
- 看板メニューのシロノワール
看板メニューのシロノワールは1977年に登場したそうですよ!
え!味は美味しいし、見た目も可愛くておしゃれなのに、40年以上も前に登場したメニューなんだ!
続いて、コメダHDの経営成績と財政状態を見ていきましょう!
【経営成績】収益性の分析
営業利益率
前会計年度(2021年2月期) | 当会計年度(2022年2月期) | 宿泊業・飲食サービス業平均※ | |
---|---|---|---|
売上高 | 28,836百万円 | 33,317百万円 | |
営業利益 | 5,511百万円 | 7,305百万円 | |
営業利益率 | 19.1% | 21.9% | 5.19% |
営業利益率とは、売上高のうち、何割が営業利益として残るかを表した指標です。
営業利益って、売上高から商品の原価と給料や広告宣伝費などのコストを引いた本業の利益だよね!
その通りです!
営業利益率の高い会社は本業で効率よく利益を出している会社ということが分かります!
逆に営業利益率の低い会社は、売上高が多くても、売上原価や経費がかかり過ぎて利益を出せないんだね…
営業利益率は次の式で求められます。
営業利益÷売上高×100(%)
コメダHDの営業利益率は、同業種の平均値を大きく上回っており、優秀ですね!
自己資本利益率
前会計年度(2021年2月期) | 当会計年度(2022年2月期) | 上場企業平均(2018年)※ | |
---|---|---|---|
親会社に帰属する当期純利益 | 3,590百万円 | 4,934百万円 | |
自己資本利益率 | 10.3% | 13.1% | 9.4% |
自己資本のほとんどは株主からの出資金とそれを使って得た利益の積立です。
自己資本利益率は、株主から集めたお金を使って、どれだけ効率よく利益を出せたかを評価する指標です。
当期純利益÷自己資本(=純資産)×100(%)
自己資本と純資産って同じ意味なの?
厳密に言えば自己資本と純資産は違うものです。
しかし、純資産の大部分は株主資本であり、財務分析においては純資産を用いても問題ありません。
そうなんだ!
コメダHDの自己資本利益率は、前期より上昇し上場企業平均も上回っているんだね!
【財政状態】安全性の分析
ネットキャッシュ
前会計年度(2021年2月期) | 当会計年度(2022年2月期) |
---|---|
▲52,558百万円 | ▲40,418百万円(※) |
ネットキャッシュって何ですか?
企業が保有する現金と比較的早期に現金化できる有価証券から、返済の必要がある有利子負債を差し引いた額で以下の式で求めます。
手元資金(現金及び預金・有価証券)-有利子負債(借入金・社債など)
この額がプラスであれば、実質的に無借金経営で、キャッシュリッチ企業と呼ばれます。
借金より持っている現金の方が多い会社ってことだね!
ただし、現金を持っているだけでは利益にはつながりませんので、成長の為の投資に対する会社の姿勢も合わせて確認して下さいね!
自己資本比率
前会計年度(2021年2月期) | 当会計年度(2022年2月期) | 宿泊業・飲食サービス業平均※ | |
---|---|---|---|
総資産 | 109,536百万円 | 97,431百万円 | |
純資産 | 34,833百万円 | 37,615百万円 | |
自己資本比率 | 31.8% | 38.6% | 14.4% |
自己資本比率とは会社の総資産のうち、借金以外の返済の必要のないお金の割合です。
会社の安全性(倒産リスク)を知る指標で以下の式で求めます。
純資産÷負債純資産合計×100(%)
会社の借金が多すぎないかチェックできるんだね!
コメダHDの当期の自己資本比率は38.6%です。
主に借入金の返済により、有利子負債が大幅に減少し、自己資本比率は前期より改善しています。
2023年2月期の会社予想
売上高 | 営業利益 | 親会社に帰属する当期純利益 |
---|---|---|
37,000百万円 (11.1%) | 8,000百万円 (9.5%) | 5,360百万円 (8.6%) |
コメダHDの2023年2月期の会社予想は、当期に引き続き増収増益となっています!
まとめ
- 株主優待は、プリペイドカード「KOMECA」に、年2回、1回当たり1,000円をチャージ(長期保有株主優待制度あり)
- 子会社に「株式会社コメダ」があり、主力ブランドであるコメダ珈琲店を中心に、5つのブランドを展開
- 収益性の分析では、営業利益率・自己資本利益率ともに、前期より上昇し平均も上回っている
- 安全性の分析では、ネットキャッシュ・自己資本比率ともに、有利子負債の減少により前期より改善されている
- 2023年2月期は、当期に引き続き増収増益予想
1人でも、友達とでも、家族とでもくつろげるコメダ珈琲!
更なる進化を期待したいですね!
なお、当記事はこの企業の株式の購入を勧めるものではありません。
株式投資についてはご自身の責任と判断で行ってください。
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