【投資初心者向け】KDDI株式会社ってどんな会社？

　皆さんも体調を崩さないように気をつけてお過ごしくださいね！

　さて、今月はKDDI株式会社から配当金が振り込まれました！

　KDDI株式会社は株主への利益還元に積極的で配当金も株主優待も魅力的な企業です。

　本日は、このKDDI株式会社について、株主優待の内容はもちろん、これまでの業績や、中間決算の内容などを分かりやすくご紹介したいと思います！

この記事を読んで頂きたい方
・KDDI株式会社への投資を考えている方
・投資初心者なのでKDDI株式会社について分かりやすく説明して欲しい方
・優待・配当金目的で投資銘柄を探している方

現在の値上がり益＆受取配当金の累計

保有株数	100株
購入価格	2,809円
時価【評価損益】	3,362円【＋55,300円】
受取配当金【累計】	9,564円(税引後)
トータルリターン	＋64,864円

【株主優待】優待の内容は？

　KDDIの株主優待は、保有期間と保有株数に応じた「au PAY マーケット商品カタログギフト」です。

　カタログギフトに掲載されている商品は全てKDDIが運営する「au PAY マーケット」で販売されています。

100株以上1,000株未満保有（保有期間5年未満）

保有期間	保有株数	優待内容
5年未満	100株以上1,000株未満	3,000円相当のカタログギフト

100株以上1,000株未満保有（保有期間5年以上）

　もしくは1,000株以上保有【5年未満】

保有期間	保有株数	優待内容
5年以上	100株以上 1,000株未満	5,000円相当のカタログギフト
5年未満	1,000株以上	5,000円相当のカタログギフト

1,000株以上保有（保有期間5年以上）

保有期間	保有株数	優待内容
5年以上	1,000株以上	10,000円相当のカタログギフト

【事業内容】KDDI株式会社って何をしている会社？

　現在KDDIでは、事業分野を「パーソナル」と「ビジネス」の2つのセグメントに分けて展開しています。

パーソナルセグメント

　「パーソナルセグメント」とは個人向けのサービスです。

　通信サービスを中心に…

• コマース
• 金融
• エネルギー
• エンターテインメント
• 教育

　など、私たちの生活をより豊かにしてくれるサービスの提供を目指しています！

au	携帯電話などの移動体通信事業。2021年9月現在の携帯電話契約者数は約6,000万人と市場占有率は第2位。
au　ひかり	光ファイバーを用いたインターネット回線を提供
au でんき	auユーザーを対象とした電気事業。電気利用料金に応じて最大5％ポイント還元。
au PAYカード	2014年の申込開始以降、年間約100万人のペースで会員数が増加し、2021年9月末には700万人を突破。
au　じぶん銀行	KDDIと三菱UFJ銀行の共同出資。アプリ1つで全ての銀行サービスが利用可能。住宅ローンの融資実行額は1.5兆円を突破。
au PAYマーケット	総合通販サイト
TELASA（テラサ）	テレビ朝日との合弁会社。動画配信サービス。テレビ朝日の作品を中心にアニメ、映画も。

　　また、海外においては、ミャンマーやモンゴルなどアジアを中心として個人の顧客向けのサービスも展開しているそうです！

ビジネスセグメント

　「ビジネスセグメント」とは法人向けサービスです。

• スマートフォンなど端末の販売やレンタル
• 多様なクラウドサービス
• IOT技術を利用したデータの収集や分析
• データセンターサービス

データセンターサービスとは？
　データセンターとは、サーバーやネットワーク機器を設置する為の特別な建物です。
冷却装置や電源、セキュリティ、災害への備えなど様々な設備が整っています。
　災害やセキュリティ、コスト対策の為に自社で管理していたサーバーをデータセンターへ移行する会社が増えています。

【株価情報】過去3年間の株価をみてみよう！

　2021年12月30日の終値は3,362円です。

　株主優待をもらうには336,200円（手数料などを除く）の投資額が必要となります。

　また、チャートを見てみると株価が急激に下げる事が何度かありました。

　調べてみると、政府からの圧力や同業他社が安いプランを発表した時など、携帯料金の値下げを強いられそうな状況になると業績の悪化を懸念して株価も下がっているようです。

　今後も携帯料金値下げ圧力への懸念はありますが、業績は安定しており、個人的には株価が急落した時はチャンスではないかと考えています！

　コマースや金融、エネルギーといった携帯以外の事業の成長にも期待したいですね！

【前期までの業績と配当金の推移】儲かっているの？株主への還元は？

　純利益は毎年右肩上がりに増加しており、素晴らしいですね！

　また、KDDIは株主還元を経営上の重大課題と位置付けています。

　前期まで19期連続増配と安定して配当を続けています！

　コロナ禍で減配や無配に転じる企業も多い中、利益を伸ばして増配を継続しているなんて心強いですね！

【今期の中間決算】今年はどうなの？

上期（2021年4月1日～2021年9月30日）の業績

　①【営業利益】5,731億円（前年同期比－2.7％）

　②【純利益】3,615億円（前年同期比－3.1％）

　③【中間配当金】60円（前期60円）

　営業利益・純利益とも前年に比べると僅かに減少しています。

　しかし、通期予想に対する進捗率は営業利益・純利益とも50％を超えており順調に進捗しています！

　配当については昨年と同額の60円でした。

通期（2021年4月1日～2022年3月31日）の業績

　④【合計配当金】125円（前期120円）

　⑤【純利益】6,550億円（前期比＋0.5％）

　通期予想は純利益が前期に比べて0.5％増、配当金が5円増と連続増配を継続する予定です！

まとめ

・KDDI株式会社は、通信を中心に個人向け及び法人向けのサービスを展開
・株主への利益還元に積極的
・株主優待は、保有期間と保有株数に応じたカタログギフト
・携帯料金値下げ圧力への懸念はあるが、業績は安定

　なお、当記事はこの企業の株式の購入を勧めるものではありません。

　株式投資についてはご自身の責任と判断で行ってください。

　お互いに資産形成をコツコツと頑張りましょうね！

　本日も最後までお読みいただきありがとうございました！