皆さんこんばんは!
本日ご紹介するのは、シェアリングテクノロジーです!
今日は何をしている会社なのかな?
みるきーは最近、日常生活で何か困ったことはありませんでしたか?
うーん…あ!トイレが詰まっちゃって…どこに相談すればいいかわからないし、大変だったよ。
それは大変でしたね…
シェアリングテクノロジーはそんな「暮らしのお困りごと」を解決してくれる会社なんですよ!
この記事を読むとこんな事が分かります!
- シェアリングテクノロジーの事業内容
- シェアリングテクノロジーの株主還元と業績
- シェアリングテクノロジーの収益性と安全性
まずは、気になる事業内容からご紹介します!
出発進行!
事業内容
シェアリングテクノロジーは2006年に設立された比較的新しい会社です。
「暮らしのお困りごと」事業を展開し、暮らしに関するあらゆるサービスを提供できるマッチングサイト「生活110番」を運営しています。
ビジネスモデルとしては、「生活110番」を閲覧した顧客から問合せを受け、その顧客が必要とするサービスを提供できる加盟店を紹介します。そして、この加盟店から得られる手数料を収入源としています。
取扱サービスは150ジャンルを超え、約6,100の加盟店と提携。暮らしのあらゆるお困りごとに対応できる体制を整えています。
取扱サービスが150ジャンル以上もあるなんてすごいね!
日常のあらゆるトラブルに対応してくれて心強いね!
今後は高齢者世帯の増加と、高齢者へのスマートフォン・インターネットの普及に伴い、更なる市場の拡大も期待されています!
【取扱サービスの一例】
・シロアリ駆除、ネズミ駆除
・アンテナ工事
・水漏れ修理、トイレつまり工事
・蜂の巣駆除
・草刈り
・雨漏り修理
他多数
続いて、株主への利益還元に対する姿勢を見ていきましょう!
株主還元
株主優待
現在、株主優待制度は実施していません。
配当実績
1株あたり配当額(年間) | 配当性向 | |
---|---|---|
2022年3月期 | 0円 | -% |
2021年3月期 | 0円 | -% |
2020年3月期 | 0円 | -% |
今は、株主優待も配当も実施していないんだね。
現在は、借入金の返済など財務基盤の強化に重点を置いているようです。
今後、安定して利益を積み重ねられるようになれば株主還元にも期待したいですね!
そうなんだね!
気になる最近の業績はどうなんだろう?
では続いて、経営成績と財政状態を見ていきましょう!
【経営成績】収益性の分析
21年9月期 | 22年9月期 | 23年9月期 | |
---|---|---|---|
売上高 | 35億円 | 44億円 | 50億円 |
営業利益 | ▲11億円 | 4億円 | 5億円 |
経常利益 | ▲11億円 | 4億円 | -億円 |
当期純利益 | ▲11億円 | 4億円 | -億円 |
MEMO
【21年9月期】
他社との競争激化により、売上の減少と広告宣伝費が利益を圧迫。また、固定資産の減損等の計上もあり赤字。
【22年9月期】
問合せあたり単価が向上し大幅な増収。また、広告宣伝費が適正な水準を維持できたこと、21年9月期に行った減損の影響で固定費が減少したことにより、黒字化。
【23年9月期】
引き続き、問合せ件数及び単価の増加を図り、広告宣伝費や人件費、固定費を適正な水準にコントロールすることにより、増収増益を予想。
固定資産の減損ってどういう意味なの?
会社は保有する資産(店舗や機械)を使って利益を獲得します。
つまり保有資産の価値とは、将来その資産がどれだけの利益を生み出してくれるかという事になります。
確かにそうだよね!
減損とは、事業環境の変化などにより保有資産の稼ぐ力(収益性)が低下した時に、その分だけ資産の価値を減らして、損失として計上することをいいます。
保有資産の価値を実態に沿った額に評価し直すことをいうんだね!
減損といえば利益が減るのでマイナスのイメージですが、翌期以降は固定資産の価値が減ることにより、減価償却費という費用を減らすことができるのでプラスの面もあるんですよ!
営業利益率
21年9月期 | 22年9月期 | 情報・通信業中央値(2021)※ |
---|---|---|
-% | 9.0% | 8.6% |
営業利益率とは、売上高のうち、何割が営業利益として残るかを表した指標です。
営業利益率の高い会社は本業で効率よく利益を出せている会社です!
【営業利益率】
営業利益÷売上高×100(%)
自己資本利益率
21年9月期 | 22年9月期 | 情報・通信業中央値(2021)※ |
---|---|---|
-% | 109.8% | 11.1% |
自己資本は株主からの出資金とそれを使って得た利益の積立です。
自己資本利益率は、株主から集めたお金を使って、どれだけ効率よく利益を出せたかを評価する指標です。
【自己資本利益率】
当期純利益÷自己資本(純資産)×100(%)
【財政状態】安全性の分析
21年9月期 | 22年9月期 | |
---|---|---|
総資産 | 30億円 | 23億円 |
自己資本 | 2億円 | 6億円 |
流動比率
21年9月期 | 22年9月 | 情報・通信業中央値(2021)※ |
---|---|---|
109.5% | 108.9% | 274.6% |
返済期限が1年以内の負債に対する、1年以内に現金化できる資産の比率です。
支払期日が迫っている負債を返済できる能力があるか判断できます。
【流動比率】 流動資産÷流動負債×100(%)
自己資本比率
21年9月期 | 22年9月期 | 情報・通信業中央値(2021)※ |
---|---|---|
6.2% | 28.7% | 64.1% |
自己資本比率とは総資産のうち、借金以外の返済の必要のないお金の割合です。
会社の安全性(倒産リスク)を知る指標で以下の式で求めます。
【自己資本比率】
純資産÷負債純資産合計×100(%)
MEMO
2022年9月期は、保有していた現金と稼いだ利益を負債の返済に充て、長期的な安全性を示す自己資本比率は大幅に改善しました。
また、短期的な支払能力を示す流動比率は、負債は減りましたが現金も減った為、大きな変動はありませんでした。
自己資本比率、流動比率ともに同業種の中央値を下回っており、利益を安定的に積み重ねて更なる財務基盤の強化が望まれます。
まとめ
- シェアリングテクノロジーは2006年に設立。「暮らしのお困りごと」事業を展開し、暮らしに関するあらゆるサービスを提供できるマッチングサイト「生活110番」を運営。
- 現在、株主優待制度及び配当は実施していない。
- 22年9月期は前期の赤字から大幅な増収、黒字化を達成。
- 23年9月期も引き続き増収増益を予想。
- 22年9月期は自己資本比率が大幅に改善。黒字を継続し更なる財務基盤の強化を目指す。
本日は事業を通して私たちの「安心な暮らしを支える」シェアリングテクノロジーをご紹介しました!
僕たちもこれからお世話になることがあるかもしれないね!
そうですね!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
皆さんありがとうございました!
なお、当記事はこの企業の株式の購入を勧めるものではありません。
株式投資についてはご自身の責任と判断で行ってください。
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