皆さんこんばんは!
本日ご紹介するのは「アクモス」です!
聞いたことない会社だけど…。
何をしている会社なんだろう?
アクモスはシステム開発やITサービスを提供する会社です!
システム開発…IT…
何となく難しそうなイメージだなぁ。
その気持ち分かります(笑)
でもアクモスの製品は私たちの身近なところにも使われているんですよ!
え!そうなんだね!
どんなところに使われているのか気になる!
本日は「アクモス」について事業内容や株主還元、業績について詳しくご紹介します!
この記事を読むとこんな事が分かります!
- アクモスの事業内容
- アクモスの株主還元と業績
- アクモスの収益性と安全性
事業内容
アクモスは、システム開発、ITサービスを提供する会社で、1991年に設立されました。
ITソリューション事業を中心に、ITインフラ事業、ITサービス事業を行っています。
企業理念に「仕事を通して心の豊かさと技術の向上を追求する」「お客さまに感動していただけるプロフェッショナルなサービスを提供する」を掲げ、事業を通じて社会の進歩・発展に貢献することを目指しています。
同社が提供するサービスの一例に、緊急通報の受付を行う「消防通信指令システム」や従業員の健康や勤怠に関するデータを一元管理する「クラウド健康管理システム」などを提供しています!
消防の通報システムにもアクモスの製品が使われているなんてすごいね!
安心・安全なまちづくりに貢献しているんだね!
では続いて、株主優待と配当金の推移について見ていきましょう!
株主還元
株主優待
現在、株主優待制度は実施していません。
配当実績
1株あたり配当額(年間) | 配当性向 | |
---|---|---|
2024年6月期 | 24円(予想) | 51.3% |
2023年6月期 | 13円 | 30.3% |
2022年6月期 | 13円 | 41.8% |
2024年6月期は大幅な増配予想だね!
アクモスでは、2023年12月に配当性向の見直しを発表しました。
これにより、配当性向の目安がこれまでの30%から50%に引き上げられたんです!
稼いだ利益をより多く株主に還元してくれるんだね!
でも、肝心の業績と財政状態はどうなの?
では続いて、最近の経営成績と財政状態について確認しましょう!
【経営成績】収益性の分析
22年6月期 | 23年6月期 | 24年6月期(予想) | |
---|---|---|---|
売上高 | 46億円 | 58億円 | 62億円 |
営業利益 | 4億円 | 6億円 | 7億円 |
経常利益 | 4億円 | 6億円 | 7億円 |
当期純利益 | 3億円 | 4億円 | 4億円 |
~各期の概況~
【2023年6月期】
アクモスを取り巻く経営環境は国、地方公共団体、民間においてデジタル化の取り組みが加速し、IT分野の拡大が期待される一方で、IT人材の不足が課題となっています。
このような経営環境のもと、アクモスでは新入社員の初年度をIT人材育成を目的とした研修期間として設定しました。また、働く環境の充実を図った本社移転や、成長領域の軸をセキュリティからクラウドに拡大するなどの取り組みを行っています。
業績については、本社移転に伴う費用が発生したものの、各セグメントとも堅調に推移し、増収増益を達成しました。
【2024年6月期(予想)】
不透明な経済環境とIT人材の売り手市場など課題はあるものの、業績についてはITソリューション事業を中心に引き続き堅調に推移するものと見込まれ、増収増益を予想しています。
営業利益率
22年6月期 | 23年6月期 | 情報・通信業中央値 |
---|---|---|
10.2% | 11.1% | 8.4% |
営業利益率とは、売上高のうち、何割が利益として残るかを表した指標です。
営業利益率の高い会社は本業で効率よく利益を出せている会社です!
【営業利益率】
営業利益÷売上高×100(%)
自己資本利益率
22年6月期 | 23年6月期 | 情報・通信業中央値 |
---|---|---|
12.3% | 15.6% | 10.7% |
自己資本は株主からの出資金とそれを使って得た利益の積立です。
自己資本利益率は、株主から集めたお金を使って、どれだけ効率よく利益を出せたかを評価する指標です。
【自己資本利益率】
当期純利益÷自己資本(純資産)×100(%)
【財政状態】安全性の分析
22年6月期 | 23年6月期 | |
---|---|---|
総資産 | 45億円 | 51億円 |
自己資本 | 25億円 | 28億円 |
流動比率
22年6月期 | 23年6月期 | 情報・通信業中央値 |
---|---|---|
307.9% | 276.2% | 278.2% |
返済期限が1年以内の負債に対する、1年以内に現金化できる資産の比率です。
支払期日が迫っている負債を返済できる能力があるか判断できます。
【流動比率】 流動資産÷流動負債×100(%)
自己資本比率
22年6月期 | 23年6月期 | 情報・通信業中央値 |
---|---|---|
55.6% | 55.5% | 63.9% |
自己資本比率とは総資産のうち、借金以外の返済の必要のないお金の割合です。
会社の安全性(倒産リスク)を知る指標で以下の式で求めます。
【自己資本比率】
純資産÷負債純資産合計×100(%)
有利子負債以上の現金を保有しており、実質無借金経営と財務は鉄壁です!
では最後に、中期的な業績の見通しを確認しておきましょう!
【中期経営計画】今後の見通し
2025年6月期までを期間とする中期経営計画では、以下の数値目標を掲げています。
2023年6月期【実績】 | 2024年6月期【目標】 | 2025年6月期【目標】 | |
---|---|---|---|
売上高 | 58億円 | 60億円 | 63億円 |
営業利益 | 6億円 | 6億円 | 7億円 |
経常利益 | 6億円 | 6億円 | 7億円 |
当期純利益 | 4億円 | 4億円 | 4億円 |
各利益については、2024年6月期の目標をすでに達成するなど堅調に推移しています!
これからの更なる成長に期待がかかるね!
まとめ
- アクモスは、システム開発、ITサービスを提供する会社で、1991年に設立。
- 株主優待は実施していないが、2023年12月に配当性向の見直しを発表し、これまでの30%から50%に引き上げ。
- 2023年6月期は国、地方公共団体、民間においてデジタル化の取り組みが加速するなど、各セグメントとも堅調に推移し増収増益。
- 2024年6月期もITソリューション事業を中心に引き続き堅調に推移すると見込まれ、増収増益を予想。
- 有利子負債以上の現金を保有しており、実質無借金経営と財務は安定。
- 中期経営計画では、営業利益以下を1年前倒しで達成するなど、堅調に推移。
以上、本日はアクモスをご紹介しました!
最後までお読みいただきありがとうございました!
皆さんありがとうございました!
次回もお楽しみに!
なお、当記事はこの企業の株式の購入を勧めるものではありません。
株式投資についてはご自身の責任と判断で行ってください。
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