皆さんこんばんは!
本日ご紹介するのは、西松屋です!
我が家も良くお世話になっているよね!
そうですね!
特に子供服はすぐにサイズアウトするので、コスパ抜群の西松屋はありがたい…
子育て中のママさんパパさんにとって無くてはならない会社だね!
本日はこの西松屋について株主優待の内容や、業績について詳しく調べてみましょう!
この記事を読むとこんな事が分かります!
- 西松屋の株主優待の内容
- 西松屋の事業内容と業績
- 会社の経営成績や安全性はどこを見ればいいの?
まずは、気になる株主優待からご紹介します!出発進行!
株主還元
株主優待
優待品は西松屋で利用できる「株主優待カード」です!
権利確定月は2月と8月の年2回になります。
所有株式数 | 金額 |
---|---|
100株以上 | 1,000円 |
500株以上 | 3,000円 |
1,000株以上 | 5,000円 |
ママさんパパさんに嬉しい優待品だね!
さらに3年以上継続保有の株主には、長期保有優待制度があり、以下の金額が追加されます!
所有株式数 | 金額 |
---|---|
100株以上 | 500円 |
500株以上 | 1,000円 |
1,000株以上 | 3,000円 |
では続いて、配当金の推移を見ていきましょう!
配当実績
1株あたり配当額(年間) | 配当性向 | |
---|---|---|
2022年2月期 | 25円 | 18.0% |
2021年2月期 | 23円 | 17.3% |
2020年2月期 | 21円 | 121.3% |
配当性向って何?
会社が稼いだ利益の内、何割を株主への配当金に充てたかを示す指標で、次の式で求められます。
【配当性向】
1株当たり配当額÷1株当たり当期純利益×100
じゃあ、配当性向が高い会社は株主還元に積極的ってことだね!
株主への利益還元は配当だけではないんです。
新たにお店を建てたり、機械を調達する事も利益の大切な使い方です。
その結果、会社が成長して更に稼いでくれたら株主としては嬉しいですよね!
そっか!
「配当」と「成長に向けた投資」のバランスが大事なんだね!
MEMO
西松屋は株主への安定した配当を基本方針としています。
10年以上減配がなく、配当性向は減益となった2020年2月期は100%を超えましたが、直近2年間は10%後半で余裕があります。
大幅な業績の悪化が無ければ、今後も安定した配当が期待できそうです。
会社紹介
西松屋は1956年に創業し、ベビー・子どもの生活関連用品の販売をチェーンストア展開により行っています。
プライベートブランド商品の開発にも注力し、使い勝手の良い商品を出来るだけ安く提供し、子どもがいる家庭の暮らしを楽しく豊かにすることを目指しています。
2018年には、国内店舗数が1,000店舗に到達しました。
では続いて、経営成績と財政状態を見ていきましょう!
【経営成績】収益性の分析
2020年2月期 | 2021年2月期 | 2022年2月期 | |
---|---|---|---|
売上高 | 1,429億円 | 1,594億円 | 1,630億円 |
営業利益 | 19億円 | 120億円 | 122億円 |
経常利益 | 23億円 | 123億円 | 128億円 |
当期純利益 | 10億円 | 82億円 | 84億円 |
営業利益率
2020年2月期 | 2021年2月期 | 2022年2月期 | 小売業中央値【2021】※ |
---|---|---|---|
1.3% | 7.6% | 7.5% | 1.9% |
営業利益率とは、売上高のうち、何割が営業利益として残るかを表した指標です。
営業利益率の高い会社は本業で効率よく利益を出せている会社です!
【営業利益率】
営業利益÷売上高×100(%)
自己資本利益率
2020年2月期 | 2021年2月期 | 2022年2月期 | 小売業中央値【2021】※ |
---|---|---|---|
1.8% | 12.9% | 12.2% | 5.4% |
自己資本は株主からの出資金とそれを使って得た利益の積立です。
自己資本利益率は、株主から集めたお金を使って、どれだけ効率よく利益を出せたかを評価する指標です。
【自己資本利益率】
当期純利益÷自己資本(純資産)×100(%)
2020年2月期から2021年2月期にかけて利益率が大幅に改善されているね!
MEMO
2020年2月期は、天候不順や暖冬による衣料品の値下げ販売が増加し、利益率が低下しました。
2021年2月期は、仕入計画と在庫管理の徹底により値下げ販売の減少に加えコスト削減計画が進み利益率の改善につながりました。
今後は利益率の向上に加えて、ネット販売や小学校高学年向け商品販売による売り上げの拡大が成長のカギとなりそうです。
【財政状態】安全性の分析
2020年2月期 | 2021年2月期 | 2022年2月期 | |
---|---|---|---|
総資産 | 1,044億円 | 1,174億円 | 1,224億円 |
自己資本 | 604億円 | 674億円 | 721億円 |
流動比率
2020年2月期 | 2021年2月期 | 2022年2月期 | 小売業中央値【2021】※ |
---|---|---|---|
187.9% | 189.5% | 199.5% | 134.2% |
返済期限が1年以内の負債に対する、1年以内に現金化できる資産の比率です。
支払期日が迫っている負債を返済できる能力があるか判断できます。
【流動比率】 流動資産÷流動負債×100(%)
自己資本比率
2020年2月期 | 2021年2月期 | 2022年2月期 | 小売業中央値【2021】平均※ |
---|---|---|---|
57.8% | 57.5% | 59.0% | 42.9% |
自己資本比率とは総資産のうち、借金以外の返済の必要のないお金の割合です。
会社の安全性(倒産リスク)を知る指標で以下の式で求めます。
【自己資本比率】
純資産÷負債純資産合計×100(%)
MEMO
2022年2月末時点で西松屋が保有する現金は584億円、有利子負債は18億円で財務は鉄壁です。
流動比率、自己資本比率ともに安全な数値です。
2023年2月期の見通し
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
---|---|---|---|
1,700億円 (4.3%) | 113億円 | 120億円 | 77億円 |
MEMO
当期は売上高は順調に伸びる見込みですが、急激な円安と仕入原価の高騰による影響から増収減益となる予想です。
まとめ
- 優待品は西松屋で利用できる「株主優待カード」
- 西松屋は、ベビー・子どもの生活関連用品を販売し、プライベートブランド商品の開発にも注力
- ネット販売や小学校高学年向け商品販売による売り上げの拡大が成長のカギに
- 西松屋が保有する現金は584億円、有利子負債は18億円で財務は鉄壁
- 2023年2月期は、急激な円安と仕入原価の高騰による影響から増収減益となる予想
なお、当記事はこの企業の株式の購入を勧めるものではありません。
株式投資についてはご自身の責任と判断で行ってください。
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