皆さんこんばんは!
本日ご紹介するのは、愛眼です!
「メガネの~愛眼♪」だね!
CMや広告がユニークで面白いよね!
現在は片岡愛之助さんが出演する「メガネが~アイアン♪」のCMが話題です!
ベタな設定なのに、なぜか頭から離れないんだよね(笑)
インパクトがあってクセになりますよね(笑)
本日はこの愛眼について、事業内容や業績を詳しく見ていきましょう!
この記事を読むとこんな事が分かります!
- 愛眼の株主優待の内容
- 愛眼の事業内容と業績
- 会社の経営成績や安全性はどこを見ればいいの?
まずは事業内容からご紹介します!
出発進行!
会社紹介
事業内容
愛眼は眼鏡の卸売業として、1941年に創業しました。
高品質の商品と、付加価値の高いサービスにより、消費者の「目の健康」と「快適で豊かな暮らし」を提供する事を目指して、眼鏡や補聴器の販売を主な業務としています。
店舗については、主にショッピングセンター内(インショップ型)や都市近郊の幹線道路沿い(ローサイド型)に出店しています。
お風呂・サウナ専用の眼鏡や、キン肉マンとのコラボ眼鏡などユニークな商品を次々と開発しています!
面白いね!
愛眼といえばメガネだね!
近畿を中心に全国に展開しています!
続いて、愛眼の歴史を見ていきましょう!
沿革
西暦 | できごと |
---|---|
1941 | 個人経営にて創業、眼鏡卸売販売の営業を開始 |
1961 | 前身の瑞宝眼鏡科学(株)設立 |
1964 | 「メガネの愛眼」1号店オープン |
1970 | 関東に初進出 |
1973 | 四国に初進出 |
1975 | 東海に初進出 |
1980 | 九州に初進出 |
1989 | 大阪証券取引所市場第二部に上場 |
2000 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
2001 | 東京証券取引所・大阪証券取引所市場第一部に指定 |
戦前に創業して以来、みんなの目の健康と快適な暮らしを支えてきたんだね!
昨年には創業80周年を迎えました!
次に、気になる株主優待の内容を見ていきましょう!
株主還元
株主優待
3月末、9月末において100株以上保有の株主に対して、株主優待割引券を進呈。
保有株式数 | メガネ30%割引券 | 補聴器10%割引券 |
---|---|---|
100株~499株 | 1枚 | 1枚 |
500株~ | 2枚 | 1枚 |
では続いて、配当金の推移を見ていきましょう!
配当実績
1株あたり配当額(年間) | 配当性向 | |
---|---|---|
2022年3月期 | 0円 | -% |
2021年3月期 | 0円 | -% |
2020年3月期 | 0円 | -% |
配当性向って何?
会社が稼いだ利益の内、何割を株主への配当金に充てたかを示す指標で、次の式で求められます。
【配当性向】
1株当たり配当額÷1株当たり当期純利益×100
じゃあ、配当性向が高い会社は株主還元に積極的ってことだね!
株主への利益還元は配当だけではないんです。
新たにお店を建てたり、機械を調達する事も利益の大切な使い方です。
その結果、会社が成長して更に稼いでくれたら株主としては嬉しいですよね!
そっか!
「配当」と「成長に向けた投資」のバランスが大事なんだね!
ところで最近は無配当が続いているけど、業績があまり良くないのかな?
気になりますね…
では続いて、愛眼の経営成績と財政状態を見ていきましょう。
【経営成績】収益性の分析
2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | |
---|---|---|---|
売上高 | 154億円 | 135億円 | 138億円 |
営業利益 | 0.5億円 | ▲5億円 | ▲4億円 |
経常利益 | 1億円 | ▲4億円 | ▲4億円 |
当期純利益 | ▲0.1億円 | ▲5億円 | ▲6億円 |
愛眼の2022年3月期の売上高は138億円、当期純利益は6億円の損失となりました。
赤字が続いているね…
やっぱりコロナの影響かなぁ。
コロナによる行動自粛の影響を受け、売上高が大きく減少しています。
売上の落ち込みが、赤字につながっているんだね。
また、昨今の競争激化により店舗の収益性が低下した為、2022年3月期は2億円の減損損失を計上しました。
減損損失ってどういう意味なの?
減損損失とは、減損処理によって生じる損失の事です。
MEMO
会社は将来の利益を見込んで建物や設備を購入します。減損処理とは、それらの固定資産について期待通りの利益が回収できないと判断した場合に、固定資産の評価額を減額する処理を言います。
愛眼も、見込んだ売上が期待できなくなった店舗について減損処理をしたんだね。
次に、愛眼の財政状態を見ていきましょう。
【財政状態】安全性の分析
2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | |
---|---|---|---|
総資産 | 159億円 | 154億円 | 146億円 |
自己資本 | 140億円 | 136億円 | 129億円 |
流動比率
2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 |
---|---|---|
616.6% | 610.2% | 658.9% |
返済期限が1年以内の負債に対する、1年以内に現金化できる資産の比率です。
支払期日が迫っている負債を返済できる能力があるか判断できます。
【流動比率】 流動資産÷流動負債×100(%)
50億円の現金を保有しながら、有利子負債はほぼ0と当面の資金繰りには全く問題なさそうです。
自己資本比率
2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 |
---|---|---|
88.2% | 87.8% | 88.3% |
自己資本比率とは総資産のうち、借金以外の返済の必要のないお金の割合です。
会社の安全性(倒産リスク)を知る指標で以下の式で求めます。
【自己資本比率】
純資産÷負債純資産合計×100(%)
自己資本比率は80%を超えており、こちらも全く問題ありません。
でも、このままずっと赤字が続くのは良くないよね。
確かにそうですね。
では最後に2023年3月期の会社予想を確認しておきましょう!
2023年3月期の見通し(会社予想)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 配当金 |
---|---|---|---|---|
160億円 (16.2%) | 2億円 (%) | 2億円 (%) | 1億円 (%) | 未定 |
MEMO
コロナやロシア・ウクライナ情勢が愛眼に与える影響は、見通しが不透明ですが、コロナの影響については、限定的になると想定しており、売上高はコロナ前の水準に戻り、2019年3月期以来の黒字化を予想しています。
まとめ
まとめだよ!
- 眼鏡や補聴器の販売を主な業務とし、ショッピングセンター内(インショップ型)や都市近郊の幹線道路沿い(ローサイド型)に出店
- 株主優待は、メガネと補聴器の割引券
- 2022年3月期の当期純利益は、コロナによる売上減少と減損損失などにより、6億円の損失
- 減損処理とは、固定資産について期待通りの利益が回収できないと判断した場合に、その評価額を減額する処理
- 有利子負債はほぼ0、自己資本比率は80%を超えており、資金繰りは問題なし
- 2023年3月期は、売上高はコロナ前の水準に戻り、黒字化を予想
これからも愛眼のユニークな商品やCMを楽しみにしたいね!
そうですね!すごいヒット商品が現れるかも!
以上、本日は愛眼をご紹介しました!
最後までお読みいただきありがとうございました!
なお、当記事はこの企業の株式の購入を勧めるものではありません。
株式投資についてはご自身の責任と判断で行ってください。
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