皆さんこんばんは!
本日ご紹介するのは、イオンモール(株)です!
イオンモール大好き!
買い物はもちろん、美味しい物食べたり、映画を見たり…
楽しいことがいっぱいだよね!
そうですね!
我が家でもイオンモールは家族でよく行きます!
ビンゴゲームや抽選会など、楽しいイベントも開催されていて子ども達も大喜びです!
しかもタダ(笑)
そうなんです(笑)
本日はこのイオンモール(株)について株主優待や、事業内容、業績などについて詳しく見ていきましょう!
この記事を読むとこんな事が分かります!
- イオンモール(株)の株主優待
- イオンモール(株)の事業内容と業績
- 会社の安全性や経営成績はどこを見ればいいの?
まずは気になる株主優待からご紹介します!
それでは、出発進行!
株主優待
所有株式数 | 優待内容 | 長期保有株主優待制度 |
---|---|---|
100株以上 | ・イオンギフトカード ・カタログギフト ・カーボンオフセットの購入 の中から選択(3,000円相当) | |
500株以上 | ・イオンギフトカード ・カタログギフト ・カーボンオフセットの購入 の中から選択(5,000円相当) | |
1,000株以上 | ・イオンギフトカード ・カタログギフト ・カーボンオフセットの購入 の中から選択(10,000円相当) | 3年以上継続保有の株主には、 保有株数に応じた金額のイオンギフトカードを進呈 (2,000円~10,000円) |
権利確定月は2月末で、必要な投資額と優待利回りは以下の通りです。
必要投資額 | 保有株数 | 優待利回り |
---|---|---|
155,300円 | 100株 | 1.93% |
776,500円 | 500株 | 0.64% |
1,553,000円 | 1,000株 | 0.64% |
カーボンオフセットって何?
自分の努力だけでは削減できない温室効果ガス(CO2)を、他の場所での削減・吸収量と相殺する事をいいます!
地球温暖化対策のひとつなんだね!
でも、そんな事どうやってできるの?
方法のひとつに、他の企業や団体のCO2削減・吸収量(クレジット)を購入し、CO2排出権を獲得する方法があります。
カーボンオフセットサービスの購入を選択すると、優待品相当額のCO2排出権を国に寄付する事ができます!
地球温暖化対策に貢献できる優待制度なんだね!
事業内容
イオンモール(株)は、ショッピングモールの運営を主軸とし、賃料収入と専門店の収益に応じたフィーを主な収入源としています。
現在のモール数は197店舗(国内163/海外34)で、年間12億人の来店人数を誇ります。
海外事業では中国、インドネシア、ベトナム、カンボジアなどこれからの成長が期待できる地域へ展開しています。
フィーって何ですか?
「手数料」という意味です。
また、イオンモール(株)は、以下のような「地域に貢献できるモールづくり」に取り組んでいます!
- 買い物だけでなく、行政サービス、エンターテインメントなど、多彩な価値を提供できるモール
- その地域にふさわしい特色あるモールを検討し、地元から愛されるモール
- 様々なプロモーションやイベント、販売促進活動を企画し、より多くの人に足を運んでもらえるモール
- 各モールに保育園や快適な休憩スペース、従業員専門のコンビニを設置するなど働きやすい環境を整え、テナントからも選ばれるモール
お客さんだけでなく、モールで働く従業員さんや、周辺住民の事も考えているんだね!
そうですね!
では、続いてイオンモール(株)の経営成績と財政状態を見ていきましょう!
【経営成績】収益性の分析
営業利益率
前会計年度(21年2月期) | 当会計年度(22年2月期) | 不動産業・物品賃貸業平均 | |
---|---|---|---|
売上高 | 2,807億円 | 3,168億円 | |
営業利益 | 344億円 | 382億円 | |
営業利益率 | 12.3% | 12.1% | 10.3% |
営業利益率とは、売上高のうち、何割が営業利益として残るかを表した指標です。
営業利益って、売上高から商品の原価と給料や広告宣伝費などのコストを引いた本業の利益だよね!
その通りです!
営業利益率の高い会社は本業で効率よく利益を出している会社ということが分かります!
逆に営業利益率の低い会社は、売上高が多くても、売上原価や経費がかかり過ぎて利益を出せないんだね…
営業利益率は次の式で求められます。
営業利益÷売上高×100(%)
イオンモール(株)の営業利益率は、不動産・物品賃貸業平均の10.3%を超え、前期・当期とも約12%で推移しています。
自己資本利益率
前会計年度(21年2月期) | 当会計年度(22年2月期) | 上場企業平均(※) | |
---|---|---|---|
親会社に帰属する当期純利益 | ▲19億円 | 193億円 | |
純資産 | 3,875億円 | 4,269億円 | |
自己資本利益率 | 4.9% | 9.4% |
自己資本のほとんどは株主からの出資金とそれを使って得た利益の積立です。
自己資本利益率は、株主から集めたお金を使って、どれだけ効率よく利益を出せたかを評価する指標です。
当期純利益÷自己資本(=純資産)×100(%)
自己資本と純資産って同じ意味なの?
厳密に言えば自己資本と純資産は違うものです。
しかし、純資産の大部分は株主資本であり、財務分析においては純資産を用いても問題ありません。
【財政状態】安全性の分析
ネットキャッシュ
前会計年度(21年2月期) | 当会計年度(22年2月期) |
---|---|
▲5,782億円 | ▲6,704億円 |
ネットキャッシュって何ですか?
企業が保有する現金と比較的早期に現金化できる有価証券から、返済の必要がある有利子負債を差し引いた額で以下の式で求めます。
手元資金(現金及び預金・有価証券)-有利子負債(借入金・社債など)
この額がプラスであれば、実質的に無借金経営で、キャッシュリッチ企業と呼ばれます。
借金より持っている現金の方が多い会社ってことだね!
ただし、現金を持っているだけでは利益にはつながりませんので、成長の為の投資に対する会社の姿勢も合わせて確認して下さいね!
イオンモール(株)の当期のネットキャッシュは社債やリース債務、長期借入金などの有利子負債の増加により、前期よりも悪化しています。
なお、新店の開業や既存店の活性化、将来用地の先行取得等の投資による有形固定資産の増加により総資産は増加しており、将来の利益獲得に向けた投資の表れともいえます。
自己資本比率
前会計年度(21年2月期) | 当会計年度(22年2月期) | 不動産業、物品貸借業 | |
---|---|---|---|
総資産 | 1兆3,942億円 | 1兆4,633億円 | |
純資産 | 3,875億円 | 4,269億円 | |
自己資本比率 | 27.1% | 28.5% | 32.7% |
自己資本比率とは会社の総資産のうち、借金以外の返済の必要のないお金の割合です。
会社の安全性(倒産リスク)を知る指標で以下の式で求めます。
純資産÷負債純資産合計×100(%)
会社の借金が多すぎないかチェックできるんだね!
イオンモール(株)の当期の自己資本比率は、当期純利益の計上等により純資産が増加し、前期よりわずかに改善され、同業種平均よりやや低い28.5%となっています。
2023年2月期の会社予想
売上高 | 営業利益 | 親会社に帰属する当期純利益 |
---|---|---|
4,040億円(13.3%) | 555億円(45.2%) | 230億円(19.3%) |
イオンモール(株)の2023年2月期の会社予想も増収増益だね!
今後は、コロナの収束と海外事業の利益拡大が成長のカギとなりそうです!
今後も人々に愛されるモールづくりを期待しています!
まとめ
- 株主優待は、イオンギフトカード・カタログギフト・カーボンオフセットの購入の中から選択
- イオンモール(株)は、ショッピングモールの運営を主軸とし、賃料収入と専門店の収益に応じたフィーが主な収入源である
- 2022年2月期の営業利益率は12.1%、自己資本利益率は4.5%、自己資本比率は28.5%
- 2023年2月期は増収・増益を予想、コロナの収束と海外事業の利益拡大に注目
なお、当記事はこの企業の株式の購入を勧めるものではありません。
株式投資についてはご自身の責任と判断で行ってください。
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