皆さんこんばんは!
本日ご紹介するのは、タカラトミーです!
おもちゃを作っている会社だよね!
みるきーは「トミカ」が大好き!
パパは子どものころ「ベイブレード」にハマりました!
当時も大人気で手に入れるのが大変だったんです…
どんな人にもタカラトミーのおもちゃには思い出があるよね!
その通りですね!
本日はこのタカラトミーについて事業内容や株主還元、業績について詳しくご紹介します!
この記事を読むとこんな事が分かります!
- タカラトミーの事業内容
- タカラトミーの株主還元と業績
- タカラトミーの収益性と安全性
事業内容
タカラトミーは2024年に創業100周年を迎える大手玩具メーカーです。
1924年に前身である富山玩具製作所が誕生、数多くの飛行機玩具を生み出し「飛行機の富山」の名声を得ました。
その後、リカちゃんや人生ゲーム、トミカ、プラレール、チョロQ、ベイブレードなど多数のヒット商品を生み出し成長を遂げました。
現在の主な事業は、玩具と乳幼児製品の企画・開発及び製造を行う「玩具事業」と、カプセル玩具や玩具菓子、鉄道模型などの製造および販売を行う「玩具周辺事業」です。
企業理念に「すべての夢の実現のために」を掲げ、子どもたちをはじめ、企業、株主、パートナー、社会の夢の実現の為に「新しい遊びの価値を創造」しています。
100年近くも子どもたちに夢とワクワクを与えてきたなんてすごいよね!
タカラトミーのおもちゃで遊んだ子どもたちが大人になって今の社会を支えているんですね!
では続いて、株主優待と配当金の推移について見ていきましょう!
株主還元
株主優待
100株以上保有の株主に対して、保有株数に応じてオリジナル「トミカ」やオリジナル「リカちゃん」を進呈。権利確定月は3月末日。
また、タカラトミー通販サイト「タカラトミーモール」にて保有期間に応じた割引制度を利用できる。
【オリジナルトミカ、リカちゃん】
保有株数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 | オリジナル「トミカ」2台セット |
1,000株以上 | オリジナル「トミカ」4台セット |
2,000株以上 | オリジナル「トミカ」4台セットとオリジナル「リカちゃん」 |
【割引制度】
保有期間 | 割引率 |
---|---|
1年未満 | 10%割引 |
1年以上 | 30%割引 |
3年以上 | 40%割引 |
配当実績
1株あたり配当額(年間) | 配当性向 | |
---|---|---|
2024年3月期 | 35円(予想) | 35.7% |
2023年3月期 | 32.5円 | 35.8% |
2022年3月期 | 32.5円 | 33.1% |
オリジナルトミカや通販サイトでの割引はお子さんがいる家庭には嬉しい優待品だね!
そうですね!
では続いて経営成績と財政状態を確認しましょう!
【経営成績】収益性の分析
22年3月期 | 23年3月期 | 24年3月期(予想) | |
---|---|---|---|
売上高 | 1,654億円 | 1,872億円 | 1,950億円 |
営業利益 | 123億円 | 131億円 | 135億円 |
経常利益 | 126億円 | 120億円 | 130億円 |
当期純利益 | 91億円 | 83億円 | 90億円 |
~各期の概況~
【2023年3月期】
玩具市場は店頭への人流に回復傾向がみられる一方で、世界的な原材料価格の高騰やインフレ、為替の急激な変動など、不透明感が高い状況が続きました。
このような経営環境の中、売上高及び営業利益については、玩具出荷が堅調に推移したこと、アミューズメントマシン及びガチャの人気の継続、訪日外国人観光客を含む人流の回復やキャラクター玩具の伸長などにより増収増益となりました。
また、経常利益及び当期純利益は為替の変動による損失と前期に事務用不動産の売却益を計上した反動により減益となりました。
【2024年3月期(予想)】
3年間の中期経営計画の最終年度となる2024年3月期は、引き続き消費者行動や外部環境(社会情勢・円安・原材料価格高騰など)の変化に柔軟に対応し、タカラトミーのブランド力や商品力、顧客ベースといった強みを活かしたビジネス展開により、増収増益を計画しています。
営業利益率
22年3月期 | 23年3月期 | その他製品中央値 |
---|---|---|
7.5% | 7.0% | 5.8% |
営業利益率とは、売上高のうち、何割が営業利益として残るかを表した指標です。
営業利益率の高い会社は本業で効率よく利益を出せている会社です!
【営業利益率】
営業利益÷売上高×100(%)
自己資本利益率
22年3月期 | 23年3月期 | その他製品中央値 |
---|---|---|
12.3% | 10.0% | 7.0% |
自己資本は株主からの出資金とそれを使って得た利益の積立です。
自己資本利益率は、株主から集めたお金を使って、どれだけ効率よく利益を出せたかを評価する指標です。
【自己資本利益率】
当期純利益÷自己資本(純資産)×100(%)
原材料価格の高騰や為替の変動が業績に与える影響には注意が必要だけど、売上高と本業の利益を表す営業利益はコロナ禍から順調に回復しているね!
利益率も同業種の中央値を上回っており、稼ぐ力もありそうです!
【財政状態】安全性の分析
22年3月期 | 23年3月期 | |
---|---|---|
総資産 | 1,560億円 | 1,595億円 |
自己資本 | 788億円 | 870億円 |
流動比率
22年3月期 | 23年3月期 | その他製品中央値 |
---|---|---|
220.9% | 210.4% | 212.7% |
返済期限が1年以内の負債に対する、1年以内に現金化できる資産の比率です。
支払期日が迫っている負債を返済できる能力があるか判断できます。
【流動比率】 流動資産÷流動負債×100(%)
自己資本比率
22年3月期 | 23年3月期 | その他製品中央値 |
---|---|---|
50.5% | 54.5% | 57.1% |
自己資本比率とは総資産のうち、借金以外の返済の必要のないお金の割合です。
会社の安全性(倒産リスク)を知る指標で以下の式で求めます。
【自己資本比率】
純資産÷負債純資産合計×100(%)
流動比率は200%、自己資本比率も50%を超えていて財務は安定しているね!
有利子負債を超える現金を保有しており実質無借金経営と資金繰りも安心です。
では最後にこれからの中長期的な見通しを確認しましょう!
【中期経営計画】今後の見通し
少子化が進む国内市場ですが、2020年度の市場規模は8,000億円と過去20年の調査で3番目に大きく、玩具需要の底固さと成長の可能性を示しています。
タカラトミーでは、製品のターゲットを子どもから大人まで幅広く取り組むことでセグメントの拡大を目指しています。
「子どもと親におもちゃを提供する」という原点から「世界中のすべての世代に遊びを提供する」というビジョンのもと、事業領域を拡大するとともに社会の課題を解決していきます。
中期経営計画の最終年度となる2024年3月期の決算は、売上高1,850億円、営業利益150億円、ROE12%越えを目標としています。
2021年3月期【実績】 | 2024年3月期【計画】 | |
---|---|---|
売上高 | 1,412億円 | 1,850億円 |
営業利益 | 70億円 | 150億円 |
経常利益 | 71億円 | 148億円 |
当期純利益 | 53億円 | 95億円 |
ROE | 7% | 12%越 |
まとめ
- タカラトミーは2024年に創業100周年を迎える大手玩具メーカー
- 株主優待は100株以上保有の株主に対して、保有株数に応じてオリジナル「トミカ」やオリジナル「リカちゃん」を進呈。権利確定月は3月末日。また、通販サイト「タカラトミーモール」にて割引制度あり。
- 2023年3月期の売上高及び営業利益については、人流の回復などにより増収増益となってが、経常利益及び最終利益については為替の変動などにより減益となりました。
- 現金が豊富で実質無借金経営と財務の安全性は高い。
- 2024年3月期を期限とする中期経営計画では「世界中のすべての世代に遊びを提供する」というビジョンのもと、事業領域を拡大するとともに社会の課題を解決し、売上高1,850億円、営業利益150億円、ROE12%越えを目標としている。
以上、本日はタカラトミーをご紹介しました!
最後までお読みいただきありがとうございました!
皆さんありがとうございました!
次回もお楽しみに!
なお、当記事はこの企業の株式の購入を勧めるものではありません。
株式投資についてはご自身の責任と判断で行ってください。
コメント